弊社では原料から最終製品(サプリメントなど)まで手がけております。

商品開発におけるポリシーは食品であるが故、長期に摂取しても安全であること、そして健康食品であるからが故、効果が体感できることです。つまり、東洋医学3000年の歴史の中で安全性と有効性が証明されている成分を組み合わせ、相乗効果が得られるように抽出します。 また、抽出には熱水、アルコール、酢酸など安全性が証明された方法のみを選択しています。 最近人為的な操作を加え収率を上げたり、特異的な成分を有為的に取り出したりする抽出方法も考案されていますが、当社では予期せぬ成分が生成される危険性があると考え、長年の経験から安全性が保証された抽出方法を採用している次第です。

強みは、和漢理論に基づき、相乗効果が得られるように工夫をした、「対材(たいざい)」「方材(ほうざい)ピラミッド」を用いた独自の製造方法です。

和漢の世界で「対薬(たいやく)」と呼ばれている素材の組合せ方法を参考にして、さらに、抽出方法についても和漢素材の煎じ方に準ずることで、素材の真価が発揮できるような混合抽出原料を作ります。弊社では、対薬の理論を食品に応用したこの独自の製造方法を「対材」と呼んでいます。

また、サプリメントなどの最終製品については、対材の理論で製造した混合抽出原料を主原料とし、目的に併せてさらに副原料を配合して製品を設計していきます。
作用を強化し、かつ副作用を抑えるという和漢処方の組み方を健康食品に応用し、「方材ピラミッド®」という弊社独自の配合方法で、ニーズに合った高品質の製品を提供しています。


「対材」とは?

和漢の世界で「対薬」と呼ばれる素材の組み合わせ方法があります。これは、長い歴史のなかで経験的に知られる有用な和漢素材の組み合わせで、大別すると以下の3種類があります。

対材は、この考え方を健康食品に応用したもので、弊社では、主に強い相乗効果が生まれるような組み合わせで原料を製造しています。
対材理論を利用することで、1+1を2以上にするような強力な相乗効果が期待できるだけでなく、安全性も高めることができます。
対材といっても、単品抽出したエキス同士を配合しても対材としての効果は得られません。素材を混合して抽出することで、対材としての真価が発揮されます。
さらに、素材を入れる順番やタイミング、何の溶媒を使用してどのように抽出するのかなど細部に至るまでこだわり、素材の特性を考慮した抽出をおこなっています。和漢理論を熟知した弊社の特殊製法です。

「対材」の例

「方材ピラミッド®」とは?

方材ピラミッド®とは、長い歴史の中で相乗的に作用を増強し、かつ副作用を抑えられると判明した和漢処方の組み方を健康食品に応用したもので、弊社独自の考え方も追加しています。

和漢の考え方は、単純に“効果が期待できるものだけを配合する”というものではありません。目的となる作用を安全に、相乗的に高めるような組み合わせ方をします。
ですから、なんでこの素材を配合する必要があるのかと不思議がるお客様もいらっしゃいます。

目的とする働きが最も優れている素材を君材とし、その働きを高めるために臣材を加え、更に佐材、使材を追加します。
和材は弊社独自の考え方によるもので、西洋と東洋の両方のメリットを取り入れ、それぞれの持ち味を最大限に活かし、ニーズを高めるために加えます。

※ページ内で触れている和漢理論等に関する記述についてはあくまで参考として記載しているものであり、弊社で取り扱っている原料や製品は、医薬品ではありません。